不可欠性論法界隈における最重要文献のひとつです。後半部については議論が難しい割に得るものが少ない(実際あんまり後半部が引用されているところは見たことがない)ので前半部、第三節までの部分のみまとめてあります。 Maddy, Penelope, (1992), “Indisp…
今回の文献は不可欠性論法関連の議論でよく出てくるプラグマティックアーギュメントが初めて出てきた論文です。 Michael Resnik (1995) “Scientific vs. Mathematical Realism: The Indispensability Argument” Philosophia Mathematica (3) vol.3 pp164-174…
またもや読書記録です。今回は短めです。 Perrsini, Anthony, (1997), “Troubles with Indispensability: Applying Pure Mathematics in Physical Theory” Philosophia Mathematica (3) Vol.5 (1997) pp.210-227 前半部では純粋数学とその物理学的な応用には…
最近は不可欠性論法について少しずつ勉強しており、その過程で読んだ論文について記録しておきます。 Christopher Pincock “A Revealing Flaw in Colyvan’s Indispensability Argument” Philosophy of Science 71 pp. 61-79 Colyvan(2001)に対する批判的な論…
数学の哲学とか真理論とかについての勉強を、なんらかの形でまとめることでさらに深めるために始めました。基本的には本を読んでその内容をまとめ、コメントを付す、という形でやっていきたいと思います。(もしかしたら数学の勉強の進捗もちょくちょく書く…